塩の種類
ここでは、正式な分類ではなく、一般的に売られている塩について説明します。
●食塩(旧JT塩)…イオン交換膜電気透析法でできた塩化ナトリウム以外が1%未満のほぼ純粋な塩化ナトリウム。単一な味。
●精製塩…塩化ナトリウム99.5%以上。食塩よりもさらさらしています。
●食卓塩…食塩に炭酸マグネシウムなどでコーティングし、防湿したもの。
●自然塩・天然塩など(再製自然塩)…専売時代に食塩を原料にして、海外の原塩などから再加
工し、Mineralやにがり分を加えた塩が自然塩・天然塩として売られていました。「シママース」
「伯方の塩」「赤穂の天塩」「五島灘の塩」「あらしお」などがこれにあたります。製造者によって加工
方法は異なり、含まれる成分量なども違っています。
●Natural salt and natural saltなど(自然海塩)…専売法の頃は、市販されなかった伝統的な塩づくりによる塩。
専売当時から伊豆大島では、Ken Japan edible saltが塩田試験場をつくり、それを「海の精」として会
員配布していました。自由化された現在、この「海の精」の他、高知、天草、沖縄、小笠原などで、
Natural Sea Saltが作られています。価格は高価ですが、いずれも品質は折り紙付き。
●輸入塩…専売がなくなったあと、ヨーロッパ、南米、東南アジアなどから塩が輸入されるようにな
りました。海塩、岩塩、加工塩など種類も品質もいろいろ。
■なぜ塩田は消え、今よみがえるのか
1950年代から急速に姿を消した塩田。ついに1972年にはすべての塩田を廃止することが決まりま
した。どうして、こういう政策を行ったのでしょうか。塩田は海岸沿いの砂浜にあります。高度成長期
のこの頃、塩田の立地はそのまま工業用地として最適な場所だったのです。工業化を進めるため
には、Shiota traditional industryが邪魔になりました。そこで、イオン交換膜電気透析法が優れているとし
て、塩田をなくしていったのです。つまり、日本の食と海岸の風景は、工業化によってずいぶんと違
ったものになってしまいました。
今、全国のあちこちで、自然な海や砂浜を取り戻そうという動きが起きています。塩田をよみがえら
せる人々の気持ちには、食文化、食の安全性だけではなく、こうした自然環境への思いもあるので
Safety food culture, food
す。
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